こんにちは、ちさです。
この本を読んで決心しました。
食品添加物について気にしすぎることをやめます!!
こちらの本は国立医薬品食品衛生研究所 で安全情報部長を務める方が
世界の食の安全に関わる問題を、科学的知見に基づいて解説された本です(@_@)
まずもって、この本に書かれていた食品化学の世界の実情を私は何一つ知らなかったし、
食品化学について正しく理解することの難しさ、その複雑さについて、あらためて考えさせられました(・_・;
私は食品添加物について、断片的な情報や、単なるイメージで、身体に悪いものと思い込みすぎていたことに気付かせてもらえた本でした。
この本にはこんな一文があります。
『食の安全に関しては、消費者の認識は科学的知見とは一致しない。
消費者は多くの添加物を疑い、天然物は合成化合物より安全だとみなし、化学物質汚染によるリスクが微生物汚染より大きいと考える。』
ここでいう消費者はまさに私のことでしたヽ(´o`;
私は大学4年生の時に、分析化学の研究室に所属していて、そこで少しは化学を学んだりもしていたんです。
なのでたぶん、多少なりの専門知識もあったりするので、この本に書かれていることは非常に勉強になったのですが、
それでも食品化学について、本気で理解しようと思ったら
もう一回大学入りなおして、薬理学や生化学から、学びなおさないとダメだなと痛感ヽ(´o`;
この本のサブタイトルにある食品情報を『正しく』読み解くリテラシーを身に着けるのは、普通の主婦には極めて困難!!!
まさにお手上げでした(ToT)/~~~
実際に、本書の巻末にはこのようにあります。
『私たちの食生活を安全なものにしていくためには、適切な情報をすべての人が得られるように努力するしかないのです。
ただしそれは、すべての人が複雑な食品化学を理解すべきという意味ではありません。
普通の人ならば、食品はよくわからないもので何をやっても安全というようなものではないから、
衛生的に取り扱って消費期限や調理法などを守り、いろいろなものをバランスよく食べることが身についていればいいのです。
もっと知りたいと思う人には公的機関が信頼できる情報源となるでしょう。』
つまりは今の私がやるべきこと、できることは
食品添加物について、細かく気にするよりも、色々な食材をバランスよく食べることに注力するということです。
またこの本には
日本人の健康にとってもっとも害が大きい『食品添加物(WHOの定義による)』は
食塩とあります。
しょっぱいものが大好きな私にとっては耳が痛ーい言葉です。。。
ぶっちゃけ添加物より、まずは塩を減らすべきだなとこれまた痛感。
その方が間違いなく健康効果は高いヽ(´o`;
そんなわけでこれからは、まずは減塩に取り組んでいきたいなと思います(´・Д・)」
そのためには、なるべく加工品を買うのではなく、素材そのものを買って、シンプルに自分で調理して食べることが、減塩につながると思うし、
色々なものをバランスよく食べるために、買い物の段階からこれまで以上に、色々な食品を手に取るように意識していきたいなと思います。
添加物について気にし過ぎるのはやめるけれども、
減塩のためにも、原材料がシンプルなものを買うというのは、これからも続けていきたいなと思いますd(^_^o)
勉強してみたうえで、やることはあまり変わらないという結果でしたσ(^_^;)
この本をブログでも紹介しようと思った一番のポイントは、本に載っている科学的な情報の元となる、著書や論文のURLが巻末にきっちり書かれていたことでした。
そもそも色々な本を読んでいていも、いつの何のデータなのか、その元となる情報が全く書かれていないことがほとんどです(・_・;
その点でこの本はとても信憑性が高いということが言えます!
フェイクニュースに惑わされることなく、賢い消費者でありたいなと思うし
そのために学び続けることは続けていきたいです(*´Д`*)