こんにちは、ちさです。
先日ママ友さんが、ある食育講演会に参加した時の話をしてくれました。
これはある食品宅配会社が行なっていたもので、要はその会社の宣伝に繋がる内容の講演会だったとのこと。
その時に、ある表を見せられたそうです。
まず、日本の農薬散布量の世界ランキングについて
日本は韓国に次いで2位。
そして次に発達障害児数の増加の表を見せられたそうです。
つまりは日本は農薬の散布が多い、だから発達障害児が増えたという話の流れだったそうです ∑(゚Д゚)
ママ友さんはこの2枚の表を、そのように繋げることに、非常に違和感を感じ、私にこの話をしてくれたのですが、
私もママ友さんと、全くの同意見です。
農薬の散布量については、実際に表を見たわけではないので、疑問に感じつつも何も言えないのですが、
農薬を摂取すると子供が発達障害児になってしまうという話。
散布量と発達障害児数の数字の推移を比べただけで、化学的な根拠も何もありません。
もしかしたら今後、そのような医学的根拠が出てくる可能性もゼロではないですが、
現時点では何の根拠もない話です。
私も非常に憤りを感じ、この話を旦那さんに聞いてもらいました。
めちゃくちゃ共感してくれました。
あくまで旦那さんの予想の話ですが、
発達障害児が増加したのは、
発達障害というワードが世間一般に広く知れ渡るようになり、
親自身で、子どもの発達障害について考える人が増えたこと。
また小児科医の中でも、的確な診断ができる人が増えたこと。
世の中の流れ的に、子どもやその親のためにも、早いうちに発達障害の診断をつけて、より適切な支援を受けれるようなシステムが出来上がってきたこと。
などが要因ではないかと言われました。
私は一理ある!と深く納得。
こういう情報操作のようなことって、メディアでも、本でも、講演会のようなものでも、たーくさん行われていると思います。
だからこそ、得た情報を、鵜呑みにするのではなく、まずは自分の頭で考える。
これが本当に大事なのではないかと、あらためて考えさせられた出来事でした。