こんにちは、ちさです。
筑波大学附属小学校で算数の先生をしておられた方が書かれた本を読みました。
この本を読んで学んだことは、
子供達を客観的に見ることの大切さです。
日常の中で、自分の子供を客観的に見るって
かなり意識しないと難しいことだと思うんです(;´Д`A
この本にはこうあります。
『親が子供を叱っている場面に遭遇すると、その親の叱り方は、自分の怒りの感情をそのままぶつけているように見えることがあります。
子供が何か良くないことをした。
↓
親はその子どもの姿を見て反射的に怒りが湧いてくる。
↓
その怒りの感情をそのまま子どもに向けてしまう。
親も教師も、子どもと接する経験が少ないうちはとくに、怒りの感情を子どもにぶつけるような叱り方をすることが多くなってしまうものです。
でも、そもそも子どもを叱るのがなんなためかを考えてみれば、それは、なにか子どもに教えたいことがあるはずだからです。
叱ることで『これをやってはいけない』と子どもに教える、それが子どもを叱ることのほんとうの目的
だということは誰もがわかっていることのはずなのです。
それなのに、もしも親が自分の感情にまかせて子どもを叱れば、子どもからも感情で返ってきます。
何で叱られたのかという内容ではなくて、親に叱られたというマイナスのイメージだけが子どもに残ることになるでしょう。
これでは、叱ることの本来の目的からはなれてしまうのです。
では、子どもを叱るときにはどうするのがいいのか。
ちょっと禅問答のような話になるのですが、
子どもに教えたいことがまずあって、それに合わせたシーンを見つけて叱ればいい
のです。目の前の子どもが何か叱られることをした時に、それを見て叱るとすると、
叱る方も準備ができていなくて、うまく伝えられなかったりすることもあるのです。
そうではなく、事前にこちらが子どもに教えたいことをはっきりさせておいたうえで、
その教えたいことにあったことの動きを見つけて叱る。
叱るというよりは教えると言った方がそのイメージが湧きやすいかもしれません』
『そもそも、子どもがまだ小さいうちは、親が叱ることで教えなければいけないことはそう多くはないと思っています。
乱暴をしない。嘘をつかない。人のものをとらない。
人間社会で生きていくのにまず必要なこの三つのことを教えるのでよいと考えてみたらどうでしょう。』
子どもたちをこれまでに、散々叱ってきた私ですが(;´Д`A
叱る目的というものを考えたことはありませんでした。
叱る目的は教えたいことを伝えるため
この本では、親が子どもに教えたいことをあらかじめはっきりさせておく
ことの大切さが書かれていて、
自分が子どもたちに教えたいことってなんだろうと、考え直すきっかけとなりました。
これはパパとも共有して、パパの意見も聞いたうえで、夫婦で統一した考えを持っていきたいなとも思いました_φ(・_・
その他にも、著者が小学校教諭だった時の経験から、
子供と関わる時のポイントが、独特な目線や考え方を持って書かれていて
今までに読んだことのない育児本だなと思いました( ´ ▽ ` )ノ
一歩引いて、子どもを見る
私の場合は、子供との距離が近すぎて、気が付けていないことがたくさんあるヽ(´o`;
時には一歩引くことで、得られる気づきって、たぶんたくさんある。
まずはそこから、やってみようと思います( ・∇・)
図書館で借りて読んだのですが、参考にしたいことがたくさんあって、これまた手元に残したいなと思える一冊でしたヽ(´▽`)/